Homoeopathy & Yoga

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2017年 07月 29日

皮膚と自立

なんとなく漠然と思っていたことを書きます

これは頭で考えたことでも、本で読んだことでもなく
これまでの相談会で、さまざまな方々のお話を聞き
たくさんのケースを伺って、自分の中で思いはじめたこと

皮膚の問題が出るとき、あるいは悪化するとき
その人は人生の変化の時を迎えていることが多い
結婚、出産、離婚、卒業、入学、就職、転職、転居、別れなど
これを人生の変化によるストレスと捉えることもできる
でもそれだけではない気がする

そこには「自立」という Keyword が見え隠れする

もちろん、食生活や、季節などの環境的な要素もあるだろう
しかし、皮膚症状がある程度の期間(数ヶ月〜半年以上)続くとき
そこには、今まで頼っていたモノや人と少し距離を置き
「自分の力で立ち上がる」、というメッセージがある気がする

皮膚疾患の病名がなんなのかは関係ない
アトピーでも真菌でも疥癬でもなんでもいい

一見、そういう人生の転機には見えないときもある
でもそれは、これまで慣れ親しんだ価値観や
物の見方を変える時だったりして
本人は、まだそれに気づいていない場合もある

何かに対して、一線を引く、距離を置く
リセットする、諦める、手放す、受け入れる
そういった決断の時期だったりする

私の皮膚の問題にも当てはまりそうだ

症状がで出はじめたのは、父親の看病が始まった頃
父は4年前に他界、それとほぼ同時に、えっちゃんのガンが見つかった
彼女は昨年秋に旅立ち、その1ヶ月後(暮れ)に
私のヨーガの師の一人である、角田先生も旅立った

デコルテの湿疹が出たのは1月20日
3月にも同じことが起こり、それに便乗するように
足の付け根から内腿の皮膚の症状が広がりはじめた

私も自立するときなのだろう
寄りかかったり、執着している世界から
自力で一歩を踏み出す時が来た

こんなふうに、体が出す症状には
大切なメッセージが含まれている
それに気づいて変わるチャンスだったりする

だから、楽になることばかり考えて
早くなんとかしようと焦ってしまうのは
ちょっともったいない気もする

*8/9-8/17は夏休みをいただきます。
健康相談もヨーガもお休みです。







by naturecurejapan | 2017-07-29 09:00


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