Homoeopathy & Yoga

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2017年 03月 14日

自然に抗う

When you violate nature you have to pay the price.

「自然を侵したら、その代償を払うことになる」

インドのあるホメオパシー療法家の言葉だ


病気が治る人と治らない人の違いはなんですか?
よくなる人とそうならない人は、いったい何が違うんですか?
と訊かれることがある

以前は、その答えと思われる言葉が見つからなかった…
でも今は、伝えられる言葉がある

「治る人は治る、治らない人は治らない」

治ることが、今のその人にとって自然なことであれば治る
治らないことが、今のその人にとって自然なことであれば治らない

要するに、自然には決して抗えないということ

天気や季節を変えることができないように
太陽が昇って、沈むことを止められないように

自然の流れは変えられない
私たちの、いのちの流れは変えられないということだ

いのちのことだけに限らず
ひととの関係も、仕事も、子育ても

もし、この自然の流れに抗って何かをすると
大きな苦痛を伴うことになる

たとえば、死に向かっている人が
不必要な薬や手術を受けて生き延びようとするとか

上手くいかない仕事や人間関係を
無理によくしようとか、保とうとするとか

ここで生じる苦しみや、問題はひとつのメッセージだ

それはあなたにとって、不自然なことですから
方向変換して!むだな苦しみに耐えないで!…という
他のやり方、他の場所、他の人がいますよ~という

でも、今の人はそう思っていない
上手くいかなければいかないほど、躍起になる
頑張れば、自分の思い通りにできると錯覚する
あるいは、自分がダメだからなんだとか
どんどん苦しくなる方向へ進んでいく


「粋」という言葉の要素で最も大切なもの
それは「あきらめること」

ここでいう「あきらめる」とは、give upではなくrelease
潔さは、とらわれた感覚から自分を楽にする


写真は今日の湿疹、さらに悪化している
自然に抗う_e0167688_10163837.jpg

全身掻き壊して、シャワーが滲みる…

でもこれも自然の流れ、何かの用事で出てきている
体は人智を超えたところで、何かをしている
この流れに抗わないやり方で、付き合って行こう♪

by naturecurejapan | 2017-03-14 10:24


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